東京からイスタンブールを経て、ストックホルムに来た

空港からバスに乗り中央駅へ
中央駅バスターミナルのコインロッカーにトランクを詰めて、お気に入りの場所へ歩いていく

セカンドハンドで綺麗な模様が入ったシルバートレイを買う
お店のお兄さんに「ヘイドー」と声をかけられ、そうださようならはヘイドーだったと思い出す
こんにちは、ありがとう、さようなら、はその国の言葉で言いたい
ヘイ、タック、ヘイドー、と口を動かす

歩いていたら日本の5月のにおい
爽やかで果てしなく透明な空気
花の蜜を吸うみつばち、芝生に寝そべるひとたちを見て、ここからの数日間なんでも出来そうな自由を感じる

冬にセムラをたべたカフェ、今日はテラス席に何組かお客さんがいる
わたしはここのお店の内装がすきなので店内へ
だいすきな壁紙にフォトフレーム、静かな時間
お腹が空いていたので、ベリーとルバーブのタルトにカフェラテを注文
バニラクリームつける?と聞かれ、喜んではいと答える
これがとてつもなく美味しかった

ストックホルムにいられる時間は半日だったけど、ここに来たらいつも行くフォトグラフィスカはやっぱり外せなくて
駆け足になることを承知でメトロに乗ってセーデルマルム

Slussen駅近くのセカンドハンドにも寄って、海沿いのフォトグラフィスカへ
展示をじっくりは見られなかったけど一通り目を通して、カフェでジンジャエールを注文
土曜日とあってカフェもいつもよりひとが多くて窓際には座れなかったけど、
ここから見えるガムラスタンがすきで、ぼーっとする

ここに来るとやっぱり、2年前の大雪の日にここにいたことを思い出す
自分の顔ばかり映る窓から吹雪の向こうに、ぼうっと明るく光るガムラスタンを見たこと
マグたっぷりのチャイティー
静寂の中に大きな除雪車だけが走るひとのいない駅までの道を、
大袈裟ではなく、雪だるまになりながら歩いたこと
結構無茶苦茶だったけど、すごく良い思い出

時間ギリギリまでゆっくりしたので急いで中央駅に行く
ロッカーからトランクをピックアップして、Coopで電車の中でたべるものを買う
量り売りのサラダ、ヨーグルト、炭酸水
北欧を旅するときのおきまりの食事
今日はこれにクラッカーもつけた
急いでいたらセルフレジにいた店員さんがバッグに買ったものを詰めるのを手伝ってくれた

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Sodra駅から電車に乗って、マルメに着いた
駅の近くのホテルにチェックイン
数日前にホテルからメールが届いていた、
シティフェスティバルの最中だからうるさいかもしれないということをもう一度説明されて、
この機会だからフェスティバルをたのしんでね、
うんそうします、とスウェーデン語で書かれたプログラムをもらう
部屋に入ると、言ってもそこまでうるさくないでしょ、と思っていたわたしの想像を遥かに超える大音量のハードロックが、、、
窓を閉めてもあまり意味はなく、窓が音で振動している、、、もうおかしくてわらっちゃった

疲れているから眠れないということもないし、旅のはじまりのわくわくをビートに乗せて、眠りについた

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