昨日から夏休みなので、今日はとことこと18きっぷで東京から盛岡まで来たよ
数年に一回こういうめちゃめちゃ移動に時間をかける旅をするけど、いつも西へ行くことが多くて、今年は体調に自信がなかったので涼しいほうへ行こうと、北へ向かうことに

余裕を持って起きられたのにのんびり準備をしていたら予定していた電車に乗れなくなっちゃって、乗り換えの関係で時間ができたので、ほんとは電車の中でじゃがりこをたべる予定だったけど笑、恵比寿のスープストックでお粥をたべた

宇都宮でお昼ごはんをたべて、
仙台でいたがきのスイカジュースと黒ごまバナナ豆乳、阿部蒲の笹かま3種を買って、また電車に飛び乗る

運良く、宇都宮〜黒磯までの50分弱以外、ずっと座ることが出来たので、
空を覆うグレーの雲を見上げたり、
遠くの山の深い緑と稲の鮮やかな緑をぼうっとひたすら眺めたり、
そこに時々立っている白鷺を見つけてあっ!となったり、
本を読んだり、寝たり、した

本は、角田光代さんの降り積もる光の粒という旅エッセイ
7月に軽井沢で読もうと買っていたのだけど、旅の最中に読むのがいいんじゃないかと、取っておいた

仙台の前あたりから雨が降っていて、
車窓から見える山の木々がしっとりと深く濃く陰影を作っている

しばらくあいほんを見ていてふと顔を上げると、もう外は真っ暗で、ガラスには自分の姿が映っていた
窓に頭をつけてみると、隙間からかすかに田んぼの匂い
外は街灯もあまりなく、ぽつりぽつりと、車のライトが遠くに見えるくらい
それもなくなると、真っ暗な中ひたすら電車は進んでいて、トンネルの中にいるような、黒い世界を走っているような、かんじだった

盛岡に着いたのは21:00すぎ
最後の電車の中ではお腹が空きすぎて冷麺のことしか考えてなかったから、すぐリストアップしていたお店へ

冷麺と焼肉、美味しかった〜
盛岡冷麺をお店でたべるのははじめて
ちゅるんと透明な麺、綺麗な盛り付け、ピリ辛のすっきりと旨味のあるスープ
はぁ、明日もたべたくなっちゃったな